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【ご確認ください】令和6年4月以降の留学生管理のルール変更について

2024-05-21

2024年4月26日に外国人留学生の適切な受け入れに関する新たな方針が通達されました。合わせて、在留申請の提出ルールも一部変更がありました。この記事では、留学生の受け入れ校担当者様を対象に、受け入れ前・中・後フェーズにおける変更点をそれぞれ解説します。

本記事の内容

  • 各フェーズでの変更点
  • SpeedVisaでの対応予定

各フェーズでの変更点

留学生の受け入れ時

在留申請書類の提出内容

  • 「履歴書」「留学理由書」「進路説明書」の提出が不要に
  • 「提出書類一覧表」「各種確認表」の提出が必須に

学校種別や適正校有無によっては卒業証明書も不要となり、提出書類が全体的に簡素化されました。一方で、今回追加となった各種確認表では受け入れ時の日本語能力について記載する項目があり、学生から回収する情報が増えています。これらのルール変更は、認定申請は令和7年4月期生から、更新申請・変更申請では令和6年10月期生の取扱いから完全に移行するよう通達されています。詳しくは在留申請の書類が変更されましたをご覧ください。

SpeedVisaではどうなる?

2024年9月に申請書類の新フォーマット(提出書類一覧・各種確認書等)に対応予定です。アップデート後は自動的に画面が切り替わりますので、特別な設定は不要です。

留学ビザ取得要件の変更

認定日本語教育機関以外(大学・専門学校等)が非正規生を受け入れる場合の許可基準が厳格化されました。留学に必要な日本語力(JLPT N2相当)があり、留学目的が専ら日本語教育でない場合のみ留学資格が付与されます。

留学生の在学中

非適正状態が続いた場合、学校名を公表へ

これまでも非適正校制度はありましたが、関係者以外がそれを判別する方法はなく、在留申請での提出物が増える程度のデメリットしかありませんでした。令和6年以降での新たな指針では、在籍管理が非適正状態にあると見なされた場合に文科省のWebサイト上で学校名が公開されることとなりました。さらにその状態が是正されずに3年が経過すると、留学生の受け入れを一定期間停止される追加措置も始まります。

在籍管理の徹底が求められているのは、特に「学業成績」「資格外活動(アルバイト)」の2点です。大学ではアルバイト状況の管理を行っていないケースもあり、在留更新の不許可が頻発した結果として予期せぬ非適正状態となってしまうリスクが懸念されます。今後はこれまで以上に受入学生の在籍状況に目を配る必要があります。

SpeedVisaではどうなる?

アンケート機能月報機能と組み合わせることで、在籍状況が適切かどうかを定期的に把握することができます。加えて、2024年7月に資格外活動の許可状況を管理できる機能をリリース予定です。在留カードの提出時に資格外活動状況を申告させ、担当者の承認後に学生情報にアップデートされる仕組みを想定しています。

留学生の受入終了後

受け入れ中の指導記録がより重要に

過去に留学生の多数の所在不明者等が発生してしまった事案を受け、受入終了となる学生の状況把握に加えて、文科省への報告が改めて強調されています。報告ルールは昨年からの形式で変更はなく、毎月10日までに該当者をまとめたシートの提出が必要です。

文科省の求める「在籍管理が適正な状態」

  • 基準日以降の1年間(4月〜翌年3月)において、所属校に帰責性のない要因で発生した退学者が全体数の5%を下回っている
  • 在籍する学生がアルバイトをする場合、資格外活動として許可された範囲で行っているかをきちんと把握している

文科省報告が受け入れ校に帰責性のない理由による退学者数を根拠とすることから、今後の在籍管理を考えるうえでは「受入学生とのコミュニケーションを定期的に取っていたか」「ルールを外れてしまった学生がいた場合に、早期に指導できていたか」といった本質的な課題に目を向ける必要があります。所在不明者が一定数以上発生してしまった場合に入管庁による追加調査が行われることもあり、留学生への指導内容や判断の経緯を記録しておくことが望ましいです。

SpeedVisaではどうなる?

アンケート機能により、定期的な在籍確認が1クリックで送信できます。指導が必要な学生や所在不明者の早期発見にお役立て頂けます。また、学生との応対内容は「指導歴」として記録できます。入管調査では「なぜ受け入れ終了に至ったか」「どのような帰国指導を行ったか」等が細かくヒアリングされるため、日々のコミュニケーションを記録に残しておく際に便利です。

今後の対応予定

今後のSpeedVisaでの対応予定及び情報収集状況については、随時お知らせします。

在留申請書類の提出ルール変更について

最後に

クスノキでは、今後も留学生受入・在籍管理の効率化・負担の削減に積極的に取り組んで参ります。SpeedVisaにまつわる改善やアップデート情報は公式サイトの「お知らせ」から更新しています。今後とも、SpeedVisaをよろしくお願いいたします。